optistruct

世界のEV/バッテリーメーカーで採用される アルテアのシミュレーション/AI技術

・EV/ バッテリーの設計開発 ・全固体電池/リチウムイオン電池に対応する製造シミュレーション ・AIによるバッテリー性能予測ソリューション

Brochures

トポロジー最適化解析を用いたCFRP 3Dプリンターによるドローン製作の取り組み紹介 - ATC Japan 2023

<ATC Japan 2023ユーザー講演> 今後更なる需要拡大が見込まれる物流や農林業、インフラ点検といった産業用ドローンにおいて、積載容量アップや飛行時間の長時間化などのドローン性能向上にはドローンフレームの軽量化設計が必要となってくる。一方で、軽量化に伴う過度な剛性低下は、耐久性や飛行安定性能の低下に繋がるため、トレードオフ関係にある軽量化と高剛性化を同時に満たすフレーム設計を行うことが非常に重要であるが、その難易度は高い。そこで、トポロジー最適化解析と機械学習技術を組み合わせることで軽量化と高剛性化を両立させたフレームを設計し、炭素繊維複合材3Dプリンターで製作した産業用ドローンのコンセプト機の開発事例について紹介する。 -------------- 株式会社中央エンジニアリング 航空宇宙事業部 部長 志谷 徹氏

Conference Presentations

Design Explorerを用いた船舶の煙突に対する振動補強の最適化- ATC Japan 2023

<ATC Japan 2023ユーザー講演> 船舶では主機とプロペラが主な起振源となっており、その起振源と船体構造が共振しないように固有値解析を用いて防振設計することが一般的です。 共振が懸念される場合、振動補強を行い構造物の固有値上昇を目指しますが、設計工数の制約により実施可能な解析回数に制限があるため、人の手で構造を最適化することは容易ではありません。 本講演では、HyperWorksの機能であるDesign Explorerを活用し、設計工数を短縮しながら補強板厚の最適化を行った事例を紹介します。 ------------------------------- 株式会社名村造船所 基本設計部 船殻設計課 船殻計画係 一二三 浩史 様

Conference Presentations

サロゲートモデル(CAE×AIによる物理代理モデル)を用いた船体接水防撓パネルの簡易固有振動数推定法の開発- ATC Japan 2023

<ATC Japan 2023ユーザー講演> 本発表では、船舶の構造初期計画段階における接水防撓パネルの固有振動数評価に着目し、迅速かつ高精度の計算が可能な新しい接水防撓パネルの簡易固有振動数推定法を紹介する。まず、既存の研究にある古野の方法(SSEM.SPvib)の応用力学的な考え方について示す。 次に、多数の接水防撓パネルに対してSSEM.SPvibとOptistructを用いて固有振動数を計算し、両手法で得られた固有振動数の傾向が一致することを確認する。さらに、接水状態、防撓材の形状及びその深さを変えることによって防撓材がパネルの固有振動数に及ぼす影響について調査し、接水防撓パネルの防振設計指針を示す。 最後に、ニューラルネットワークを用いたサロゲートモデルによる接水防撓パネルの簡易固有振動数推定法(AISSEM.SPvib)を開発してKnowledge Studioの結果と比較し、その有用性について示す。 ----------------------------- 長崎総合科学大学 工学部工学科 船舶工学コース 准教授 古野 弘志 様

Conference Presentations

局所弾塑性応力サイクルに基づく溶接疲労平均応力効果の評価- ATC Japan 2023

<ATC Japan 2023ユーザー講演> 溶接残留応力の発生、高周波ピーニング(HFMI)による圧縮残留応力の導入、繰返し負荷による残留応力の再分配を、HyperWorksを援用した熱弾塑性有限要素解析、熱弾塑性クリープ有限要素解析、弾塑性動的陽解法有限要素解析により解析して、疲労き裂発生部位(溶接止端または溶接ルートノッチ)の局所弾塑性応力サイクルを計算した。この局所応力サイクルの最大応力と応力範囲からMIL-HDBK-5D法等価応力を計算して溶接疲労平均応力効果を評価した。その結果、局所溶接まま継手、高周波ピーニング処理継手の疲労試験結果が1本の等価応力SN線図で近似できた。 --------------------------------------- 大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 教授 大沢 直樹 様

Conference Presentations

構造解析・構造最適化ツールAltair OptiStruct、衝突・衝撃解析ソルバーAltair Radioss新機能のご紹介

<ATC Japan 2023 Meet the Expert> 構造解析ソルバー&構造最適化ツールAltair OptiStruct、及び衝突・衝撃解析ソルバーAltair Radiossの新機能を主にご紹介します。 OptiStructについては、非線形解析では非線形解析に対応した平面応力要素や平面歪要素、超弾性材料のシェル要素への対応、 構造最適化ではトポロジー最適化での新しい応力制約による収束性の向上など新機能を主にご紹介します。 Radiossについては、2022と2023での新機能の紹介とオープンソースOpenRadiossの海外での活動動向をご紹介します。 ---------------------------- アルテア 技術本部 シニアテクニカルマネージャ 山本 哲哉 技術本部 シニアテクニカルスーパーバイザー 田井 秀人

Conference Presentations

電機業界向けAltairソリューションのご紹介

<ATC Japan 2023> アルテアは電機業界へ向けた新しいソフトウェアや新機能の追加を積極的に行っています。しかし、周知が不十分かもしれません。弊社のライセンスシステムは、個別にソフトウェアを購入するわけではございませんので、いつものソフトウェアを使わない時に、そのライセンスで新しいソフトウェア、新しい機能をつかうことも可能です。 本講演では、近年電機業界の方に注目され始めているソフトウェア、新機能を幅広く紹介し、ライセンスをもっと有効にご活用いただくヒントをお伝えします。講演後半では、Inspire PolyFoamの開発を統括するSungYoon Leeよりデジタル家電におけるポリウレタンフォーミングと構造解析についてご紹介します。 ---------------------------- アルテア SungYoon Lee, Senior Vice President, Manufacturing Solutions 技術本部 テクニカルマネージャ 小林 泰

Conference Presentations

High Performance Design Use Case in AEC(AECにおける高性能設計のユースケース)

<ATC Japan 2023> 建築・建設(AEC)業界は今、大きな変化の時を迎えています。 アルテアの顧客は、革新的なメッシュレス技術や材料の最適化などを活用し、最も実行可能で製造可能なソリューションを探求しながら、より優れた性能を持つシステムを生み出す使命を担っています。講演では、AEC業界の最新トレンドと市場機会について概説し、著名なAEC企業が開発した最新の使用事例を紹介します。 -------------------------------------- アルテア Dr. Luca Frattari, Ph.D. Vice President, AEC Global Business

Conference Presentations

Convergence of Simulation, Data Analytics, and HPC in Aerospace(航空宇宙におけるシミュレーション、データ分析、HPCの融合)

<ATC Japan 2023> 今日、航空宇宙・防衛産業は堅実な成長と急速な進化の局面を迎えています。先進的な航空モビリティ、新しい宇宙、防衛などの分野で、さまざまな新しいプログラムが業界の再構築を目指しています。しかし、新たな挑戦なくして新たなチャンスはありません。 本プレゼンテーションでは、シミュレーション、データ解析、HPCの融合が、デジタル化と競争力強化という課題を克服するために、企業をどのように支援しているかについて概説します。また、デジタルツイン、AI、スマートファクトリーなど、革新的な新技術の威力を示す素晴らしい事例もご紹介します。 --------------------------------------- アルテア Matthew King, Sr. Technical Director – Aerospace & Defense, Simulation & Design Support

Conference Presentations

物理とデータで実現するアルテアのデジタルツイン

モノづくりにおける共通の課題として、製品の複雑化、開発や実環境にかけられるテスト期間や予算の制限などが挙げられます。さらに、脱炭素社会の実現の向け、製品の運用条件を最適化することも重要です。アルテアは、これらの課題を物理シミュレーション(CAE)とデータに基づく統計・機械学習を組み合わせたデジタルツインプラットフォームによって解決します。本講演では、電動パワートレインとプレス成型ラインを例に、オープンで柔軟なアルテアのデジタルツインをご紹介します。

Conference Presentations

世界のEVメーカーで採用される アルテアのテクノロジー

・世界の自動車会社で採用されるアルテアのAI技術   - サロゲートモデルによる音圧のリアルタイム予測   - 機械学習を活用した外板張り剛性の座屈荷重予測   - CAD データからディープラーニングで解析結果を高速予測   - 音声マイニングによる製品品質の予測   - ALTAIR RAPIDMINER - データ分析&AI プラットフォーム ・世界のEVメーカーで採用されるアルテアのシミュレーション技術   - バッテリーフレームのコンセプト設計   - 超高速メッシュレス解析による設計プロセス改革   - 1 つのソルバー、1 つのモデルで熱・振動・疲労・応力解析   - バッテリー冷却解析の効率化と流路のトポロジー最適化   - バッテリー製造プロセスの粉粒体シミュレーション   - モーター設計のためのマルチフィジックス解析と最適化   - パワーエレクトロニクス回路シミュレーション   - 騒音対策のためのフルビークルNVH 解析   - コネクティビティ& EMC 対策のためのマルチソルバー環境 ・世界市場における競争力強化に、アルテアのクラウド技術を活用する   - Altair Unlimitedで変化に対応し、勝ち抜く   - PBS Worksでクラウドとオンプレを統一的に運用、管理   - クラウドバースティングでオンデマンドにクラウドを活用 ・半導体設計の効率化とサプライチェーンの変化に対応するために   - チップデザインのためのワークロードマネージャ   - 設計フロー管理プラットフォーム

Brochures

電池パックの設計と組み込み(日本語字幕)

e-driveのバッテリーは、e-powertrainに不可欠なサブシステムです。パワートレインに電気エネルギーを供給するという目的を確実かつ安全に果たすために、バッテリーパックとそのサブコンポーネントは多くの重要な要件を満たしている必要があります。このウェビナーでは、バッテリーマネジメントシステムとの相互作用を考慮した、シミュレーション主導のロバストなバッテリー設計・検証ソリューションをご紹介します。このソリューションでは、さまざまな重要な属性がどのように扱われ、それらがどのようにマルチフィジックス・スタディに統合され、DoEと最適化技術がどのように利用されて、効率的に信頼性の高いバッテリー設計プロセスを推進することができるのかについて説明します。

Webinars

SimLabによる電気モーターのマルチフィジックスシミュレーション(日本語字幕)

本講演では、SimLabを紹介し、SimLabの電磁気学とマルチフィジックスの能力が、モーターの設計と開発をいかに加速させるかを紹介します。 eモーター設計における様々な課題を解決するためには、電磁気的な視点、つまりパワー、スピード、トルク、効率、最大トルク、リップルなどを考慮するだけでなく、熱的な側面、強度・耐久性、ラミネートのスタンピングに対する応力コスト、音響応答、空気伝播音と構造伝播音、音圧とマシンのモード周波数だけでなく、eモーターパワートレイン、また、インバータの影響、PWMによる影響、バッテリー、ドライブサイクル解析と完全なシステム効率を考慮に入れているシステムシミュレーションなど、より全体的で多角的なアプローチをとる必要があります。 SimLabなら、電磁界ソルバー機能、構造ソルバー機能、熱流体ソルバー機能を1つのインターフェースで利用できる上、これに使いやすさや直感的なデザイン、前処理機能、自動化機能を組み合わせれば、SimLabのマルチフィジックスプラットフォームはまさに設計・開発のための強力なツールと言えます。

Webinars

電気システムの構造性能の向上方法 - 効率性、軽量化、音響、安全性(日本語字幕)

ウェビナー「電動化に向けた実践的設計戦略とテクノロジー」#02 このウェビナーでは、電動化システム開発時に直面する主な課題に対応する構造解析と最適化のためのさまざまなソリューションを紹介します。これには、充電マイル数を向上させるための軽量化設計技術、効率的でカスタマイズされた車両アーキテクチャの開発、設計プロセスの初期段階での設計アイデアや代替案の迅速な検討などが含まれます。また、振動・音響特性の評価・改善技術や、バッテリーの安全性評価についても取り上げます。

Webinars

Altair製品群によるプリント回路基板のマルチフィジクス解析 - ATCx 電機

<資料・動画> プリント基板開発支援ツールAltair PollExを起点として、プリント基板の電磁界解析、衝撃解析および振動解析を実施した。 プリント基板のモデル作成にはAltair SimLabおよびAltair HyperWorksを使用し、電磁界解析はAltair Feko、衝撃解析はAltair Radioss、振動解析はAltair OptiStructを使用した。 複数の分野の解析を統一された手順で実施できることを確認した。

Conference Presentations

ばら積み貨物船におけるハッチサイドコーミング エンドブラケットの形状最適化について - ATCx 造船技術

<資料> 株式会社名村造船所 船舶海洋事業部 設計本部 基本設計部 船殻設計課 野添雄介様

Conference Presentations

造船業界向けAltairソリューションのご提案 - ATCx 造船技術

造船業界の皆様には、すでに弊社製品は日本海事協会 の"PrimeShip-HULL"を通じてご利用いただいていると存じますが、弊社製品は"PrimeShip-HULL"に使われている"OptiStruct"にとどまらず、機構解析・流体解析・電磁場解析・システム制御など多岐に渡ります。そこで、本講演では、"OptiStruct"以外の弊社ソルバーを用いた造船業界向けAltairソリューションをご紹介いたします。

Conference Presentations

船体防撓パネルの固有振動数に及ぼす防撓材の影響調査とサロゲートモデルを用いた簡易固有振動数推定法の開発 - ATCx 造船技術

<資料> 長崎総合科学大学 大学院工学研究科 准教授 古野弘志 様

Conference Presentations

車体NVH性能開発への機械学習の適用事例 - ATCx 自動車・次世代モビリティ

講演動画・講演資料 Altair 斎藤浩司

Conference Presentations

建築におけるトポロジー最適化と3Dプリンティングの共生のメリット

トポロジー最適化と3Dプリンティングの組み合わせは、自動車や航空宇宙などの産業ではごく一般的ですが、これまで建築プロジェクトでこの技術の組み合わせが使われることはほとんどありませんでした。デルフト大学の建築学科の学生であるBayu Prayudhiは、トポロジー最適化と3Dプリンティングの共生が建築プロジェクトにもたらす可能性を調査するため、既存の建築プロジェクトを再設計し、設計プロセスの前面にトポロジー最適化を組み込みました。再設計の対象となったのは、アゼルバイジャンのバクー国際空港にある屋外キャノピーです。
オリジナルデザインは、デザイナー、プランナー、エンジニア、コンサルタント、技術専門家など、幅広い専門的なサービスを提供するARUP社が手がけました。アムステルダムにあるARUPのオフィスは、統括コンサルタントの一人としてBayuのプロジェクトに関わっています。
Altairのシミュレーション製品群に含まれる最適化ツールおよび構造ソルバーであるAltair OptiStructと、いくつかの追加ツールを活用することで、構造を再設計し、3Dプリント用に設計を適合させることが可能になりました。 この新しい3Dプリント設計により、約32%の軽量化(約9トン)が可能になりました。大学のプロジェクトの範囲では、再設計したキャノピーを実際に作ることができなかったため、Bayuは新しい構造的アプローチを紹介するために小さなモックアップのプロトタイプを作りました。
プロジェクト期間中、Bayuは、彼の指導者であるミケーラ・トゥリン博士とイング教授にサポートと指導を受け、U. Knaack(デルフト工科大学建築工学科)、Shibo Ren(ARUP社アムステルダム支社シニア構造エンジニア)のサポートを得ました。

Customer Stories

サステナブルな建築 - スキッドモア社の革新的かつサステナブルな合衆国裁判所の設計

世界的に有名な建築、都市計画、エンジニアリングの建築事務所スキッドモア社は、ロサンゼルスのダウンタウンにある新合衆国裁判所を、開放的で透明性のあるパブリックスペースとして設計しました。米国共通役務庁(GSA)の2020年目標に準拠するため、建物には多くの持続可能なデザインが盛り込まれています。スキッドモア社の構造エンジニアリングチームは、建物の外周を市民広場の上に吊り下げ、道路から適切なセットバックを確保した独創的な構造システムを提供しました。

Customer Stories

機械学習でトポロジー最適化の問題を解消する中央エンジニアリングの新たなアプローチ

高剛性化や軽量化を叶える手法のひとつに、トポロジー最適化があります。トポロジー最適化は、高い強度を保ったまま軽量化できる構造をシミュレーションでき、自由な造形を可能にする3Dプリンタの普及に伴いますます需要が高まっています。 長年にわたり設計段階でトポロジー最適化を実施している中央エンジニアリングは、トポロジー最適化の2つの大きな問題を認識していました。

Customer Stories

トポロジー最適化が抱える2つの問題を機械学習で解消する革新的手法とは

機械学習をトポロジー最適化に応用している中央エンジニアリングの最前線の取り組みを、航空宇宙事業部 部長代理 兼 解析2グループ グループ長の志谷様にお話いただきました。 トポロジー最適化を進めるなかで発生する「思うような成果が出せない」「予想以上に時間がかかる」といった課題に対しメスを入れるべく、中央エンジニアリング様が取り組まれた「トポロジー最適化に機械学習を応用する」というアプローチについてのお話です。 MONOist「トポロジー最適化が抱える2つの問題を機械学習で解消する革新的手法とは」

Customer Stories

医療&ヘルスケア向けシミュレーションとデータ活用

Altairは、医療・ヘルスケア分野の製品品質や患者ケアの向上、臨床試験やコストの削減、安全な通信機能の実現など、さまざまな企業や研究機関で利用されています。

Brochures

冷却水用加圧式リザーブタンクへのCAE解析活用事例

和興フィルタテクノロジー株式会社 CAE解析グループ 細野 佳明 様 冷却水用加圧式リザーブタンクは高温高圧で使用され、車両の振動も受ける樹脂製品である。過酷な環境にさらされながらも、軽量かつ高い信頼性を持った樹脂製タンクを開発するため、その開発段階ではCAE解析による様々な評価を行っている。本講演では、初期構想設計から、詳細設計や妥当性検証、製造性検討の各段階にて使用しているCAE解析の活用事例を、トポロジー最適化や板厚最適化、振動や熱、疲労等の各種解析、樹脂成形解析事例等、幅広く御紹介する。

Future.AI 2021

次世代eVTOL実現に向けたJAXAの挑戦

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 構造・複合材技術研究ユニット 青木 雄一郎 様


JAXAではトポロジー最適化を活用した山間部物輸eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing: 電動垂直離着陸機)の機体設計手法について研究を進めています。各部位の補強構造案をトポロジー最適化により取得し、炭素繊維自動積層機、炭素繊維刺繍機、3Dプリンター等の自動製造技術により試作し、工法の実用化に向けた基礎データを収集しています。本講演では、トポロジー最適化で得られたドローン機体構造の製造性や構造一体化による部品点数の削減効果、構造軽量化の可能性について紹介いたします。

Future.Industry 2021

船体構造設計支援ツール“PrimeShip-HULL” ~世界最大規模のHyperWorksカスタマイズ~

一般財団法人 日本海事協会 船体開発部 主管 長 俊寿 様


PrimeShip-HULLは、ClassNKが提供する船体構造規則・ガイドラインに基づいた評価を行うためのHyperWorksをプラットフォームとした船体構造設計支援ツールです。国内外の主要な造船所・設計会社において広く使用されており、船舶向けにカスタマイズされた様々な機能が、ユーザの設計工数削減に寄与するとともに安全かつ経済的な船舶の開発に貢献しています。 現在、新しいHyperWorksに対応した次世代PrimeShip-HULLの開発を進めており、本講演では、最新のカスタマイズ事例や今後の展開についてご紹介いたします。

Future.Industry 2021

Altair OptiStructと人工知能(AI)を用いた船体構造の新しい骨組強度評価法の開発(続報)

長崎総合科学大学 工学部工学科 船舶工学コース 准教授 古野 弘志 様
一般に、船体は連続的な構造部材で構成されるため、隣接する構造部材の影響を考慮する必要がある。このような問題は、Lagrangeの未定乗数を用いたエネルギー法を適用することによって比較的容易に解くことができるが、多元連立方程式を解く等の煩わしさがある。しかし、ある種の問題では、荷重とスパンを変数とする簡単な関数でLagrangeの未定乗数を決定することができる。ここでは、このLagrangeの未定乗数に端部固着係数を導入し、OptiStructの解析結果を学習させた人工知能(AI)を用いることによって、より高精度な評価が可能か検討する。(今回の発表は、前回2019 ATCで発表した内容の続報となります。)

Future.Industry 2021

<講演動画&資料>Altair Knowledge Studio及びAI自動実行ツールを用いた高効率トポロジー最適化解析の活用事例

株式会社中央エンジニアリング 航空宇宙事業部 部長代理 志谷 徹 様
近年、様々な分野の製品開発において金属3D積層造形をはじめとするAM(Additive Manufacturing)技術の適用拡大に伴い、トポロジー最適化解析を用いた設計手法が注目されている。 一方で、解析を実行する上で最適化条件の設定方法や中間密度と呼ばれるファジーな解析結果の取り扱いなどの課題があり、期待する様な最適設計案を導出するまでに多くの時間を費やしまうことでトポロジー最適化を利用した製品開発の足枷となることが度々生じる。 そこで、これらの課題解決のためトポロジー最適化解析に機械学習技術を応用することで、所望する設計要求を最大限に満足する解析結果を短時間で導出することが可能となる新たな設計アプローチについての事例を紹介する。

Future.Industry 2021

最適化で高く飛ぶ - シーベル社CAMCOPTER® S-100の設計最適化

オーストリアのウィーンに本社を置くSchiebel Groupは、属3Dプリンティングや高度なシミュレーションソリューションなど、さまざまなハイエンド製造技術を用いてCAMCOPTERR S-100の開発・製造を行っています。 Schiebel社は、各国の規制に準拠しながら、S-100を可能な限り軽量化して、機体の到達範囲を広げたいと考えていました。

Customer Stories

学生フォーミュラ強豪名門校Unicamp、Altairのシミュレーションソフトで自動運転車開発に挑戦

南米トップクラスの名門校、ブラジルのUNICAMP(カンピーナス大学)は、国内の学生フォーミュラ大会(フォーミュラSAE)で7回、アメリカの大会で2回、優勝しています。75km/hまで3秒で加速というアメリカ大陸最速の記録のほか、数々の賞を受賞しており、2019年には、アメリカ大陸で初めて「自動運転」マシンを開発しました。 Unicamp Eレーシングでは、毎年のレベルアップを目指し、軽量化やリアウィングの空気力学の計算などに、Altairのシミュレーションソフトウェアを使っています。大会規則に沿っているかどうかの評価にも不可欠なツールになっています。 ハイレベルなインタビュー動画をご覧ください。

Customer Stories

ブラジルの学生フォーミュラ優勝のUnicamp、Altairソフトウェアを使って米国最速記録樹立

FSAEチームUnicampは、第16回ブラジルフォーミュラ大会で優勝するなど、ブラジルで最も成功しているフォーミュラSAEチームの1つです。 ここでは、軽量化、シャシー設計、衝突解析、空力など、自動車の設計にAltairソフトウェアを使用するさまざまな方法について、チームが語っています。彼らは、World Design初のバーチャルプレゼンテーションのルームNo.5とNo.6で1位を獲得しています。

Customer Stories

サウンド・オブ・サイレンス:鉄道車両用ベローズの音響解析

鉄道用の製品や部品の開発では、騒音の低減が重要な課題となります。最近のプロジェクトで鉄道車両用ベローズの音響解析を行ったUltimate Europe社は、ベローズの設計を推進するためのCAE手法を開発すると同時に、反復試験への依存度を低減するという長期的な目標を掲げ、はじめに、どのCAE手法が試験結果と最も相関性が高いかを評価しました。

Customer Stories

最適化された軽量なマイニングダンプトラック

日立建機株式会社の子会社、日立建機トラック(カナダ)は、軽量、低コスト、長い疲労寿命など、短い開発期間で多くの設計基準を満たす新しいトラックの設計に高効率な設計・解析ツールを必要としていました。

Customer Stories

射出繊維配向からの構造解析

<チュートリアル>射出繊維配向からの構造解析2021_0.0.0 以下の演習書となっています。

  • Inspire Mold で射出成型解析を行い、強化繊維の繊維配向テンソルを取得する
  • HyperWorks で構造解析用メッシュに、繊維配向テンソルをマッピングする
  • MultiScale Designer で強化繊維の入った樹脂材料 CFRP の材料データを作る
  • OptiStruct と Radioss で繊維配向、CFRP 材料特性を考慮した構造解析を行う
各節が独立しているため、Inspire Moldの超入門、MultiScale Designer の入門としても最適です。

Tutorials

Altairの音響解析ソリューション(2021)

製品本来のパフォーマンスを発揮するため、また、商品力やブランドイメージ向上のため、機械や構造物が発する振動や騒音を低減することは必要不可欠です。 このような振動や音響の解析は、自動車の分野ではNoise、Vibration、Harshnessの頭文字をとってNVH解析と呼ばれます。自動車のほか航空宇宙、船舶、鉄道などの輸送機器の開発においてもこのNVH解析が進められています。また、家電や建築業界においても製品開発に同様の技術が適用されています。 Altairのシミュレーション製品にはNVH解析を実行するための様々なツールが含まれています。本セミナーではこれらのツールの詳細と解析事例をご紹介します。

Webinars

Altair OptiStruct 2021 - 新機能紹介資料

OptiStruct 2021における機能強化の概要を紹介する資料です。資料のダウンロードには、Altair Communityへのログインが必要です。 ・周波数依存粘弾性材料の追加 ・周期対称条件の追加 ・疲労解析での表面応力の考慮 ・レベルセット法によるトポロジー最適化の改良 ・自動接触(ベータ機能)

Technical Document

Altairの複合材ソリューション紹介

複合材 CAE には「材料特性が分からない」「材料特性パラメータチューニングが難しい」「射出成型品は場所ごとに特性が異なる」などの問題があります。 本ウェビナーでは、これらの問題を解決する複合材ソリューションとしてAltair Multiscale DesignerやAltair ESACompなどのAltair製品をはじめ、Altair パートナーアライアンス(APA)製品の活用方法をご紹介します。

Webinars

ビデオ講座 | 有限要素解析とは - 第3回

アルテアが公開している無料eブック「有限要素シミュレーションの実践」の内容を、できるだけ数式を使わずに解説します。有限要素法(FEM解析)をこれから勉強する方はもちろん、すでにシミュレーションに携わっている方も是非ご視聴ください。第3回では、材料特性や荷重条件の設定方法について解説します。

eBooks

ビデオ講座 | 有限要素解析とは - 第2回

アルテアが公開している無料eブック「有限要素シミュレーションの実践」の内容を、できるだけ数式を使わずに解説します。有限要素法(FEM解析)をこれから勉強する方はもちろん、すでにシミュレーションに携わっている方も是非ご視聴ください。第2回では、要素の品質をチェックする方法と修正手順を説明します。

eBooks

環境仕様に合わせたシミュレーション駆動アンテナ設計

設計プロセスにおける環境仕様を満たすためのアンテナ用電磁界解析ソリューションを使用したシミュレーション主導のワークフロープロセスについて説明します。

White Papers

AUJ2020 - エコランカーの構造設計基礎

【Altair University Japan 2020講演録画】 エコランカーの構造設計基礎 | 田村 俊介 様(Team BIZON) トップレベルのエコランカーは、驚異的な省エネ性能をたたき出すが、入門者からトップクラスの車両まで、基本的な考え方に差はなく、「まっすぐ走る車」を作るにはどうすればいいか?を追及することが求められる。高い剛性を確保したシャーシを製作することで、アライメントが狂いにくい「まっすぐ走る車」を作ることが出来、レースでの好成績に繋げることが出来るだろう。 そんな高い剛性を確保したシャーシ製作の基礎を紹介する。

Conference Presentations

[理論編]OptiStructによる構造音響連成解析入門セミナー

電気自動車の開発は内燃機関が無くなるため、従来とは異なる騒音問題が顕在化します。EV開発で重要視される騒音対策について、本ウェビナーで音響解析の基礎から解説し、OptiStructによる音響ソリューションと活用事例を併せてご紹介します。 <理論編> 構造音響連成解析の理論概要 - 人の聴感特性 - 工学分野における音響 - 波動方程式と運動方程式 - 構造音響連成 - モード解析 - 無限境界要素について - 多孔質材料とBiot理論

Webinars

[実践編]OptiStructによる構造音響連成解析入門セミナー

電気自動車の開発は内燃機関が無くなるため、従来とは異なる騒音問題が顕在化します。EV開発で重要視される騒音対策について、本ウェビナーで音響解析の基礎から解説し、OptiStructによる音響ソリューションと活用事例を併せてご紹介します。 <実践編> OptiStructによる構造音響連成解析 - 解析の考え方と音響モデル作成の考え方 - 音源の設定 - 音響解析用の要素の設定 - 解析結果の出力 - OptiStructで解析可能な構造音響連成解析まとめ

Webinars

自己注射用オートインジェクターの仮想製品設計

スウェーデンの医療・産業機器メーカーNolato社が提供するオートインジェクターNolavaは、射出成形した繊維強化プラスチック製ハウジングに複雑な電子機械を収納した医療機器です。この自己注射器の設計に、シミュレーション主導の設計(Simulation-driven Design)を可能にするAltairの最先端の統合型ソリューションを応用し、設計プロセスの初期段階で仮想試作を行いました。これにより、実機試作や製造用の工具を製作する前に問題点を解決し、時間と費用を節約することに成功しました。

Customer Stories

eブック: OptiStructを用いた構造最適化の実践

構造性能の解析は、製品開発における数あるプロセスの1つにすぎません。製品開発技術者の仕事は、応力、質量、信頼性、その他の必要条件を満たすための部品改良案を提案することですが、その一方で、より短い設計サイクルで最適設計を生み出す努力もしなければなりません。 そうしたなかで、高度なシミュレーションテクノロジーを用いた設計最適化は、個別の企業に留まらず、多くの産業で標準的な設計プロセスとしての地位を確立するまでになりました。 本スタディガイドは、OptiStructで利用可能な最適化手法の概要を紹介することを目的としています。執筆にあたっては、最適化という魅力的な世界のことをもっと知りたいと思っている初級者のニーズや疑問点に応えることを重視しました。 本書には、トポロジー、トポグラフィー、寸法、形状、複合材といった多様な最適化手法の紹介だけでなく、厳選した架空の実践例に関する詳しい解説もあります。それらの実践例では最適化問題の定義、つまり最適化のセットアップを中心に説明しています。形状のクリーンアップ、メッシング、メッシュ品質のチェック、材料とプロパティの定義、荷重や荷重ステップの設定など、最適化の前工程に関する作業手順の説明は、あえて省きました。これらの手順については、無料のスタディガイド『有限要素シミュレーションの実践』で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。 本書の価値を高めている最も重要な章は、「構造最適化の基礎知識」です。この章は、ヴッパータール大学機械工学学部に所属し、機械構造最適化チームのリーダーを務めるAxel Schumacher教授(Gaussstr.20, D-42119 Wuppertal, Germany, www.oms.uni-wuppertal.de)の執筆によるもので、最適化の一般的な理論に焦点を当てて解説されています。 eBookのチュートリアルとサンプルモデルファイルは申請ページをご覧ください。

eGuide

高度な非線形問題を解くOptiStruct

OptiStructは、静的解析から、動的解析、振動解析、音響解析、疲労解析、そしてマルチフィジックス解析まで、線形・非線形解析のための包括的で高精度なスケーラビリティに優れたソリューションからなる、実績ある最新の構造解析ソルバーです。

Webinars

Altair OptiStruct

Altair OptiStruct は、静荷重および動荷重下の線形および非線形シミュレーションのための、最新の構造解析ソルバーであり、構造設計と最適化のためのソリューションとしてあらゆる業界で幅広く使用されています。

Brochures