Altair OptiStruct ™

構造最適化とマルチフィジックス解析

新機能

Altair OptiStructは、構造解析と最適化のための包括的ソリューションとして、急成長を続けています。精度、スピードとスケーラビリティ、および使いやすさに特に重点を置いて開発されたAltair OptiStruct 2019には、非線形解析、診断法を強化する詳細な出力オプション、GPUサポートによる大規模並列化、最適化用の新しい設計基準やアプローチなど、重要な新機能が数多く追加されています。

 

OptiStruct 2019リリースのハイライトは以下のとおりです。

 

非線形解析

  • 弾塑性と大変位の非線形性をサポートする、非線形軸対称解析
  • JOINTGによる、組み合わせジョイントとジョイント動作
  • 新しいMONITOR機能による、詳細な収束サマリーの出力
  • 微小変形および大変形の非線形解析における、複合材結果のオンザフライ出力
  • 大変形非線形解析における板厚減少率と板厚の出力
ボールジョイントの軸対称解析

ローターダイナミクス

  • 静的解析: 遠心力による静的解析に含めることのできるローター効果(RGYRO)
  • 複素固有値解析によるローターダイナミクス解析におけるモードトラッキング
  • 複素固有値解析においてRENERGY出力を要求することにるRotor Energy項目の出力
航空機エンジンローターの複素モード

振動および音響解析

  • PFMODEからのモーダル結果出力: モーダル周波数応答解析では、PFMODEで特定された大きな寄与係数の固有ベクトルに関する、変位およびひずみエネルギー / 運動エネルギーの結果をそのまま使用可能
  • モーダル周波数応答解析にける、流体グリッドに対するSPCDの定義
  • Altairの高速周波数応答ソルバーFASTFRにおける、複数モード空間のサポート
  • 周波数依存のブッシュ(PBUSHT)のサポートによるFASTFRの強化
  • Grid Point Weight Generator出力の質量サマリーへの仮想流体(MFLUID)の質量の記載
  • 放射音(RADSND)の解析から得られた音圧レベル(SPL)の、PUNCHフォーマットでの出力

疲労解析

  • シーム溶接とスポット溶接に対するデフォルトのSN曲線の利用
  • 入力した応力比“R”に基づくスポット溶接用のSN曲線の定義

最適化

  • 新しいGRIDベースのフリー形状最適化では、シェルとソリッドの形状をより柔軟に変更できるようになり、節点をサーフェスの垂直方向にも移動できます。
  • トポロジー、トポグラフィー、寸法、および形状の最適化では、最適化応答としてパワーフローが利用可能です。
  • 周波数応答解析からの主応力 / 主ひずみの応答が最適化で利用可能です。
  • マルチモデル最適化(MMO)が大域的探索オプション(DGLOBAL)を用いて実行できるようになり、大域的な最適解を発見できる可能性が高まります。さらに、MMO解析ではリスタートオプションも適用できます。
  • 格子の寸法最適化における高度なビームクリーニングアルゴリズムにより、格子構造の最適化と再解析の間で生じる食い違いが最小限に抑えられます。
  • 重み付きコンプライアンス応答の自動正規化(DOPTPRM,AUTOWGHT,YES): サブケースごとに反復数0での対応するコンプライアンス値を用いて、ユーザー定義の重みが正規化され、各サブケースの新しい重みが決定された後、それらが全体の最適化で利用されます。
オイルパンのカバーに対するサーフェス(グリッド)ベースのフリー形状最適化

全般的な強化点

  • 記号置換: パラメータ化された入力を用いることで、モデル全体で様々なデータフィールドを定義できるため、入力ファイルを柔軟に変更できます。
  • 代替のランチョス固有値ソルバーを用いたEIGRLベースのイナーシャリリーフ解析が利用可能になりました。
  • ランダム応答解析でリスタートがサポートされ、周波数応答サブケースの再実行が不要になります。
  • RBE2GSを使用して、剛結を定義できるようになりました。

ソルバーパフォーマンス

  • PCG反復法ソルバーのGPUサポート: 例えば、コンパクトなソリッドモデルを用いた線形静的解析やコンプライアンスベースの最適化など、PCGソルバーが推奨されるケースにおいて、大幅な高速化が実現します。
  • PCG反復法ソルバーでの複数GPUのサポート(-ngpu # runオプション): 単一のGPUカードでは解析不可能な、非常に大規模なモデルに有効です。