Altair Engineeringが、イタリアのビジネスインテリジェンス
ソフトウェアディベロッパーHicareの支配株式を取得
革新的なデータベースアーキテクチャ、データ分析、ダッシュボードツールにより
Altairのビジネスおよびエンジニアリング向け企業データ管理ソリューションが拡大
ミシガン州トロイ（米国）およびトリノ（イタリア）発 -
企業の革新を強化する技術を提供するグローバルリーダーAltair Engineering, Inc.は本日、イタリアのトリノに本社を構える株式非公開のビジネスインテリジェンス ソフトウェア企業Hicareの支配株式を取得する契約を締結したことを発表しました。契約の具体的な財務条件は公開されていません。
Hicareは、ビジネスインテリジェンス ソフトウェアのLilith EnterpriseおよびWeb Serverの開発元です。Lilithは、インタラクティブな情報視覚化のための比類のないグラフ生成機能とレポート機能を備えた、堅牢な意思決定支援システムです。Litithはリレーショナル型、階層型、多次元型のデータベースモデルを組み合わせた独自のデータベースアーキテクチャ上に構築されており、多次元的観点や顧客プロファイルから取り込まれたデータを、さまざまな視点から見て分析する機能を提供します。Hicareの多様な顧客基盤には、adidas、Diageo、Ferrero、Fiat、Levi Strauss & Company、Porsche Italia、TNT Global Expressなどの著名企業が含まれています。
「Altairは、増大する企業業績や製品性能データをユーザーが管理し、洞察できるよう支援することを重要視しています」と、Altair Engineeringの社長兼CEOであるJames R. Scapaは述べています。「私たちはデータ分析とデータの可視化に重点を置いており、ユーザーが早急な意思決定をする際に、複雑な経営やエンジニアリング情報をインタラクティブな検索、マイニング、リポーティング、ダッシュボード化するのに、Hicareの技術の統合が必要不可欠であると考えています」
「今回の買収の一環としてAltairから提供されたグローバルな開発リソースとサポート基盤によって、この画期的な技術の開発は大いに加速し、世界中のユーザーに世界レベルでサポートを提供できるようになるでしょう」とHicareの社長兼共同創立者であるRoberto Marchisio氏は述べています。「私たちの組織全体が、顧客情報キャプチャリングと情報可視化に向けたAltairのビジョンの一端を担うことを喜ばしく思っています」。
Lilith HyperCubes（データコンテナ）はサイズに制限がなく、同種、異種を問わずさまざまなタイプのデータを格納できます。つまり、１つのHyperCubeに企業全体の情報をすべて格納できるのです。市場で独自の位置を占めているHicareのHyperCube技術は、統合された計算エンジンを使用して、HyperCubeの情報を再作成する必要なしにビジネスデータを毎日更新し、大規模かつ複雑な操作を動的に実行できます。
Altairは、Hicareの営業活動を米国本社の経営管理の下に行う予定で、Hicareは同社のビジネスインテリジェンス ソフトウェアの開発をイタリアで継続します。さらにAltairは、Hicareの技術をAltairのデータ管理、CAE、グリッドコンピューティングからなる製品群に応用し、統合していく予定です。
Hicareについて
Hicareは、企業の賢明な意思決定を可能にする先進ビジネスインテリジェンス技術の新生ディベロッパーです。同社のLilith EnterpriseやWeb Server技術は、比類のないグラフ化機能とレポート作成機能を備え、蓄積された情報を視覚化し、意思決定をサポートする堅牢なシステムです。Hicareは、自動車、銀行および金融、ファッション、食品、保険、物流、製造、研究、市場調査など部分における多様な顧客基盤を有し、adidas、Diageo、Ferrero、Fiat、Levi Strauss & Company、Porsche Italia、TNT Global Expressなどの著名企業が含まれています。詳細については、
www.hicare.com をご覧ください。