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Altairパートナーアライアンス、Crash Cad Calculateを追加し衝撃解析の適用範囲を拡大

Impact Design EuropeのAPAへの加入によりCCCがダウンロード可能に ミシガン州トロイ、– 2013年4月24日– The Altair Partner Allianceは本日、Impact Design EuropeがAltairパートナーアライアンスに加入し、同社の衝撃解析ツールCrash Cad Calculate（CCC）が使用可能になったことを発表しました。CCCは、衝撃吸収構造の作成で使用される梁の薄肉断面解析の設計や最適化に役立ちます。CCCは、特に自動車、鉄道、航空宇宙産業等において、エネルギーの吸収に梁構造を利用する設計事例に応用できます。

「Altairパートナーアライアンスへの加入は、当社の製品を世界中に広める絶好の機会です」と、Impact Design Europe最高経営責任者のAgata Abramowicz Sokoll氏は語っています。「Crash Cad Calculateは、大きな衝撃力に耐えうる構造体であればどんなものにも応用できる柔軟性の高いツールであり、APAで既に提供されている衝突解析法を補完するものと自負しております」

マクロエレメント法に基づいたCCCを利用すると、わずか数秒の計算時間で簡単に断面設計が実行できる使い勝手のよい環境が構築できます。さらに、構造材を構成する各材質を変更して、それぞれの材質間で結果を比較する機能も有しています。CCCは、Cross Section Optimizer（断面オプティマイザー)、Cross Section Editor（CSE、断面エディター)、Cross Section Comparison Tool（断面比較ツール)、Material Editor（材質エディター)、Characteristics Editor（特性エディター）の５つの部分から構成されています。

Cross Section Optimizerは特定の断面に対する最適な形状を決定する目的で使用されます。Cross Section Editorを用いると、種々の編集ツールを用いて形状を簡単に変更して、衝突性能を最適化する上で必要な解析法を実行することができます。さらにCSEでは、以下の６つのカテゴリーに対する結果を得て、断面を設計・算出して最適化することが可能となります。

• 軸方向応答
  
• 設計指針
• 曲げ
• 弾性特性
• ねじり応答
• 側面衝撃
• 凹み

これらの計算結果はCross Section Comparison Toolで比較できます。
CCCのMaterial EditorとCharacteristics Editorによって、試作中の断面の各部に用いられる材質の詳しい特性を知ることができます。各エディターで、物質的な制約、応力-歪特性、歪速度特性、硬化係数、破砕係数の５組のデータが入手できます。その上、将来のプロジェクトに備えて、ユーザーは自分専用の材質・特性ライブラリーを作成することもできます。

「衝突モデリングや衝突解析は、ますますダイナミックなプロセスとなりつつあります」と、Global Partner ProgramsのAltair担当副社長Antoine Poussier氏は述べています。「Altairパートナーアライアンスでは、Crash Cad Calculateを通じて、優れた機能をお客様にお届けいたします。これは各産業分野において幅広く応用できるため、製品ポートフォリオにとって欠かすことのできない理想的な機能です」

Altairの画期的なユニットベースのライセンスシステムは12年前から利用されてきていますが、これによってHyperWorksユーザーは、絶えず増え続けているアプリケーション群の中から、自分に合わせてカスタマイズされた方法で、種々のアプリケーションにアクセスすることができます。また、１か所にまとめられている再利用可能なHyperWorksユニット（HWU）を使用し28種以上の社内開発アプリケーションを利用することによって、投資収益率（ROI）を最適化することが可能となっています。

Altairは、初期ライセンスシステムの成功を受けて、Altairパートナーアライアンスとして知られるユニットベースのコラボレーションシステムのもとでサードパーティ企業が自社で開発したアプリケーションを実行できる機会を提供しています。全般にきわめて柔軟性の高いHWUのおかげで、ユーザーは世界最大のCAEアプリケーションライブラリにアクセスすることができます。したがって、HyperWorksユーザーとなることによって得られる顧客のメリットは計り知れません。既にHyperWorksを実行する目的でリースされているHWUを用いることで、すべてのパートナーアプリケーションにアクセスができるため、新しいアプリケーションがパートナーアライアンスに追加される度に、ユーザーの投資収益率（ROI）はさらに向上します。このため、追加料金を支払うことなく、長期的契約を結ぶこともなく、55種以上の追加アプリケーションが利用できるようになります。

HyperWorksユーザーは、Crash Cad Calcualteをwww.altairalliance.com/impactdesignよりダウンロードすることができます。Impact DesignまたはCCCに関する詳細をご希望の方は、2013年5月23日午前9時と午後1時（東部夏時間）に開催される入門ウェビナー（英語）にご参加ください。本ウェビナーはAltairの主催で、Impact Designにより提供されます。



Impact Design Europeについて
Impact Design Europeは、1990年にWlodek Abramowicz博士によって創設されました。博士は、自社社員に、仕事と私生活の間のバランスを取らせることを目指していました。この企業は、社員が自宅にいながらにして互いに密接な連絡を取れるように意図された“仮想オフィス”のコンセプトを利用して運営管理されています。これを採用することにより、経費の節約だけでなく、チームの生産性を維持したまま仕事と私生活のバランスを図ることが可能となります。2012年2月、Abramowicz博士は、娘のAgata Abramowicz Sokollに経営を引き継がせました。
Impact Design Europeでは、梁の薄肉断面解析の設計や最適化に役立つCrash Cad Calculate（CCC）や、衝撃吸収構造部材の設計や解析を目的として開発されたVisual Crash Studio（VCS）等、独自のCAEソフトウェアを開発しています。両者ともマクロエレメント法に基づいて構築されており、初期の設計段階において種々の構造設定をすばやく評価して、製造開発工程を著しく高速化する上できわめて有効です。

Altairについて
Altairは、ビジネス情報および技術情報の解析、管理、可視化を最適化するテクノロジーにより、企業の革新および意思決定をサポートしています。Altairは1,800人以上の従業員を擁する株式非公開企業で、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構えています。エンジニアリング、コンピューティング、企業分析、革新的な製品設計、開発を支援する先進のソフトウェアおよびコンサルティングサービスにおいて27年以上の実績を持つAltairでは、さまざまな業種の顧客に一貫して高い競争力を提供しています。詳細については、www.altairjp.co.jpおよびwww.simulatetoinnovate.comをご覧ください。


Altairパートナーアライアンスについて
Altairの企業分析向けHyperWorksプラットフォームでは、企業全体でソフトウェアライセンスを共有する、登録ベースのライセンスモデルを採用しています。顧客は共有ライセンスを利用して、Altairが開発したさまざまなソフトウェアやサードパーティ製ソフトウェアアプリケーションに、必要に応じてアクセスすることができます。Altairパートナーアライアンスでは、自社開発の28のソリューションにパートナー企業によるアプリケーションを新たに追加してHyperWorksプラットフォームを拡張し、50以上のソリューションを提供しています。ユーザーは既に取得済みのHyperWorksソフトウェア ライセンスを使って、サードパーティ製を含むすべてのアプリケーションを追加料金なしで利用することができます。他に類を見ない柔軟性と便利なアクセスにより、ユーザーがソフトウェアを最大限に活用し、また生産性と投資利益率（ROI）を最大限にまで高めることが可能です。Altairパートナーアライアンスの詳細については、www.altairalliance.comをご覧ください。