汎用熱流体解析ソルバーAltair AcuSolve、粒子法流体解析ソルバーAltair nanoFluidX新機能のご紹介

AcuSolve講演資料(PDF)

nanoFluidX講演資料(PDF)

Altair CFD

<ATC Japan 2023 Meet the Expert>

Altair AcuSolveでは、混相流機能が大幅に強化され、オイラー/オイラー、オイラー/Granularモデルが追加され、ラグランジェ混相流モデルとしてパーティクルトレーサーであるAcuTraceも利用可能になりました。また、離散要素法ソルバーであるAltar EDEMとの連成機能も強化され、自由表面を含む3相の解析が可能になりました。

エレクトロニクス分野向けにも、ジュール発熱を考慮したElectric Potential Solverやバッテリーの電気的な影響を含まれた熱的影響を解析可能な等価回路モデル(ECM:Equivalent Circuit Model)が搭載され、複合的な伝熱現象を捉えることができるようになりました。

またnannoFluidXでは、ウォーターマネージメント解析ソリューションが追加され、自動車の開発過程初期において、エンジンやHVACへの浸水、車内への水の侵入・電子部品の被水等の解析が可能となりました。
これらの現象の実測による評価は、開発過程の最終盤に行われるため、開発初期における解析による把握は開発コストの削減につながります。また、プリ・ポスト・解析の実行をSimlab上の統一環境で実施できる機能が新たに追加され、利便性が大幅に改善しました。

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アルテア
技術本部 シニアアプリケーションスペシャリスト 増渕 正博
技術本部 シニアアプリケーションスペシャリスト 藤枝 忠臣

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