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Altair Engineering、HyperWorksプラットフォームをサードパーティアプリケーションに開放

HyperWorksの単一ライセンス体系のもと、30以上の企業分析ソリューションが利用可能に 米国Altair Engineering, Inc. (米国ミシガン州トロイ、以下Altair)およびアルテアエンジニアリング株式会社(東京都豊島区:代表取締役社長 綾目 正朋、以下アルテア)は本日、業界トップレベルの企業分析プラットフォームであるAltair HyperWorksを、サードパーティアプリケーションに開放したことを発表しました。これにより、HyperWorksの画期的なオンデマンドソフトウェアライセンス体系の下で、サードパーティアプリケーションが利用可能となります。シンプルな単一ライセンス体系のもと、本日の時点で30以上のソフトウェアソリューションにアクセスできるHyperWorksパートナーソリューションプログラムには、すでに6社の独立系ベンダー(ISV)が参加しています。


HyperWorks Partner Solutions Communityウェブサイト(英語)

「長年にわたるAltair製品のユーザーとして、拡大を続けるAltairのサービスには満足しています。HyperWorksプラットフォームでいくつものシミュレーションツールが一元提供されることになるので、多くのメリットが期待できると思っています」と日産自動車株式会社グローバル情報システム本部エンジニアリングシステム部の飯島和宏氏は述べています。「複数のアプリケーションを単一ライセンスで利用できるということは、ソフトウェアの利用度を上げるだけでなく、投資利益率(ROI)向上も期待できます。実際にコストを節約しながら利便性の向上も図れそうです」。

「ソフトウェアクレイドルは日本の熱流体解析(CFD)ベンダーで、多くの日本企業に採用されています。弊社はアルテアエンジニアリング社のHyperWorksパートナーソリューションプログラムに参加できたことを大変光栄に思っております。我々がこのプログラムに参加することにより、全世界のほとんどのHyperWorksユーザーが、新たな投資をすることなくクレイドルのソリューションを利用することができます」株式会社ソフトウェアクレイドル代表取締役の駒田一郎氏は述べています。「同時に、将来クレイドル製品がより多くの国で利用されるための近道であると確信しています。HyperWorksパートナーソリューションプログラムは、我々クレイドル、HyperWorksユーザー、そして将来のクレイドルのユーザーにとってメリットが大きく、アルテアエンジニアリング社とソフトウェアクレイドルは今後長きに渡り最良のパートナーシップを維持できるものと考えております」。

HyperWorksは、企業分析アプリケーションツールセットです。統計、データベース、可視化、およびシミュレーション用のソフトウェアを包含しており、企業がよりよくビジネス上の意思決定を下せるよう支援します。AltairではHyperWorksプラットフォームを拡張中で、自社開発の28のソリューションにISV アプリケーションを新たに追加し、合わせて43のソリューションを提供する予定です。お客様には、すでにご利用中のHyperWorksソフトウェアライセンスを活用してすべてのアプリケーションをご使用いただき、投資の柔軟性と価値を高めていただくことができます。

「自動車のあらゆる機能を包括的に仮想検証するには、さまざまなソフトウェアツールを使用する必要があります」とDaimler AGのDirector CAE Commercial VehiclesであるUwe Baake博士は述べています。「そのため、Altairが他のツールプロバイダーとパートナーシップを築き、Altairのライセンス体系でパートナー製品をカバーしたことによって、Daimlerの商用車の将来的なニーズがかなえられたことになります」

HyperWorksには、オンデマンドのコンピューティングライセンス技術が採用されており、このライセンス技術は特許を取得しています。ユーザーは、透過的かつグローバルにライセンスを共有し、広範なアプリケーションセットを使用できます。

「われわれEMSSは、HyperWorksパートナープログラムの第一期パートナーとなれたことを嬉しく思っています」とEMSSのFEKO Product ManagerであるUlrich Jakobus氏は述べています。「製造企業では、製品に組み込まれる電気部品が増えており、弊社のソフトウェア、FEKOを使用した電磁界シミュレーション、ならびにシミュレーション結果の可視化の需要は高まっています。EMSSは、Altairのグローバルな販売チームの力を借りて市場シェアを拡大し、HyperWorksパートナープログラムへの参加によって経常収益を向上させていく予定です」


HyperWorks パートナーソリューションプログラムですでに利用可能なサードパーティアプリケーション
• ECS-MAGNA Powertrain -FEMFAT(疲労、耐久性)
• EMSS - FEKO(電磁場)
• HiQube (ビジネスインテリジェンス)
• METACOMP - MIME、CFD++、CAA++(流体)
• nCode - DesignLife(疲労、耐久性)
• Software Cradle- SCRYU/Tetra(流体)
顧客に提供される主な利点
・ 順次追加される企業分析アプリケーションにオンデマンドにアクセスできる(現時点で30以上のソリューションが利用可能)
・ 利用率または利用頻度の低いアプリケーションのコストが削減できる
・ 革新的なソフトウェアテクノロジーへの迅速なアクセスで、生産性が向上
・ 長期契約を結ぶことなしに、無料または最低限の増分料金で新しいアプリケーションが評価できる
・ 1つのベンダーから1つのアプリケーションを入手するだけで済み、IT担当部署、購買担当部署での導入および管理が容易

パートナーに提供される主な利点
・ Altairの3,800社以上の顧客企業とのつながりが自動的にできるため、ISVとして新たなソフトウェア販売経路が獲得できる
・ 新規顧客の獲得にかかる費用を削減できる
・ ソフトウェアの導入が簡素化される
・ パワフルなパートナーエコシステムとISVコミュニティー




Altair Engineeringについて
Altair Engineeringは、ビジネス情報および技術情報の解析、管理、可視化を最適化するテクノロジーにより、企業の革新および意思決定を強化します。Altairは株式非公開で、1,400人以上の従業員を擁しており、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構えています。製品設計、先進のエンジニアリングソフトウェア、グリッドコンピューティング技術において20年以上の実績を持つAltairは、さまざまな産業の顧客に一貫して高い競争力を提供しています。詳細につきましてはhttp://www.altairjp.co.jp をご覧ください。

マーケティング部
marketing@altairjp.co.jp