Altair SimLab™

CADとの関連性を備えたマルチフィジックスのワークフロー

新機能

マルチフィジックス解析のサポート

さらに大きく進化したAltair SimLab™の今回のリリースでは、静的、動的、伝熱、流体、電磁界の各解析に対応した、マルチフィジックス解析のユーザーニーズに応える強力なソリューションを提供しています。OptiStruct、Radioss、AcuSolve、Fluxの各ソルバーが直接組み込まれた結果、複数の物理分野にまたがる解析を素早く実行できるようになりました。


異なる解析タイプ間での結果の転送をさらにサポートするため、SimLab内の結果データのマッピング機能が強化されています。マッピングに際しては、ソースモデルのサイズがターゲットと比較されて、使用している単位系や適用されたスケールファクターの相違などのミスが回避されます。

新たな物理分野、新たな産業に向けた取り組み

SimLabはエレクトロニクス産業をサポートする新機能を数多く提供しています。例えば、チップをプリント基板にはんだ付けする際に良く用いられるボールグリッドアレイ(BGA)のモデルは、新たに利用可能になったテンプレートにパラメータを入力するだけで自動生成されます。

ボールグリッドアレイ(BGA)モデルのテンプレートベースの生成
ボールグリッドアレイ(BGA)モデルのテンプレートベースの生成

 

プリント基板(PCB)のメッシングも改善されています。メッシュタイプは、六面体要素、五面体要素、および四面体要素から選択できます。自動メッシュオプションを使用すると、基板、チップ、およびPCBのその他の素子の間で、六面体メッシュを適合させることができます。

 

プリント基板の自動ソリッドメッシング
プリント基板の自動ソリッドメッシング

 

新バージョンでは、厚みが変化している薄肉ソリッドパーツも、六面体で自動メッシュ分割できるようになりました。


その他の強化点は、AcuSolveやnanoFluidXなどのソルバーに焦点を当てた、CFDモデルの設定機能です。境界層の生成は、流体領域の自動生成機能と、境界層の生成に対応したメッシング機能によって非常に簡単になりました。固体および流体 / 気体粒子の生成は、以前は2ステップの手順でしたが、同時に実施できるようになりました。


遊星変速機の動作アニメーションがSimLab内で直接可能になり、各歯車の速度を可視化できるようになりました。

SimLabにおける遊星歯車の動作の可視化
SimLabにおける遊星歯車の動作の可視化

ジオメトリとメッシング

SimLabは、新たにSolidWorksとInventorのCADフォーマットをサポートしています。また、外部CADシステムとの双方向のデータ交換についても大幅に改善されています。ジオメトリのパラメータがインポート時に認識されて操作が可能になるため、結果としてモデル寸法を変更できます。その結果をジオメトリファイルに書き込むことが可能です。


互いに異なる場所にいるチームの共同作業を容易にするため、SimLabはメッシュをCADモデルのパーツに関連付けています。アセンブリのパーツに基づいてメッシュが生成されていれば、それを再びインポートしたときに、アセンブリ構造内の正しい位置に自動的に配置されます。


SimLabのメッシング機能も大幅に強化されています。メッシュのシード指定を対話形式で変更できるようになりました。自動または手動の設定値に基づき、メッシング操作の全体を通じて穴や溝を除去できる新しいメッシュコントロールが追加されています。ソリッド要素でメッシュ分割されたボディの長さ、半径、厚さなどの寸法を変更したい場合でも、既存のソリッド要素を削除する必要はありません。

ソリッド要素でメッシュ分割されたパーツの寸法を変更する場合でも、再メッシングは不要です。
ソリッド要素でメッシュ分割されたパーツの寸法を変更する場合でも、再メッシングは不要です。