JATC2015_OptiStructを用いた木材複合技術の開発と自転車フレームへの応用 [英語]

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近年、Zaha Hadid の建築に代表されるパラメトリックデザインの影響のもと複雑な建築空間の提案が世界的に増えています。その複雑な形態の実現においてカーボンファイバーコンクリートなどの複合素材を取り入れた建材の利用が増えています。
木材は古くから親しまれている素材でありながら、カーボンファイバーのように自然が作り出したファイバー構造をもっています。私たちは、0.9 mmの薄い木板を重ねて張り合わせたレイヤー構造を作り出すことで、木材の複合素材を作り出す研究をしています。各薄板のファイバーの方向性を構造体内の力の方向性に合わせてそろえることでより強度の高い素材を少ない木材で作り出すことができます。OptiStruct を用いたその研究の成果を自転車のフレームデザインに応用した事例を元に発表いたします。

 AERO BICYCLE ジェレフ様

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