Altair、newFASANT社を買収し、高周波電磁界ポートフォリオを拡張
Altair、newFASANT社を買収し、高周波電磁界ポートフォリオを拡張
ミシガン州トロイ、2020年1月6日 – 製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング、データインテリジェンスに関するテクノロジーをグローバルに提供する
Altair(Nasdaq:ALTR)は本日、計算電磁気学および高周波電磁界解析の先進的なテクノロジーを提供するnewFASANT社の買収を発表しました。newFASANT社のソリューションは、アンテナの設定と配置、レーダー反射断面積(RCS)解析、車車間通信(V2V)、先進運転支援システム(ADAS)、赤外線 / 熱シグネチャーといった領域の多種多様な電磁界問題を扱うことができます。
マドリード近郊のアルカラ大学からのスピンオフ企業であるnewFASANT社には、世界的に著名な電磁界分野の先駆者たちが在籍しています。同社はフルウェーブ解析や高周波漸近解析に対応した様々な電磁界解析ソルバーを展開しており、それらをAltair Feko
™と組み合わせることで、Altairは他社を大きくリードし、V2V、ドップラー効果、レドーム解析、周期構造、反射アレイなどの技術領域において高度なソリューションを提供することが可能になります。
Altairの創業者であり、CEOを務めるJames Scapaは、「newFASANT社とその素晴らしいエンジニアチームをAltairに迎え入れることができ、大変興奮しています。優秀な人材とソフトウェアを持つnewFASANT社と、先進的なソリューション群を提供するAltairが緊密に連携することにより、高周波電磁界解析の分野で一気に支配的な立場を築くことができます。高周波電磁界解析は、エンジニアリングの難題中の難題を解くために欠かせないテクノロジーです」と述べています。
newFASANT社のCEOを務めるFelipe Cátedra氏は、「世界的に事業を拡大させているAltairのようなソフトウェア企業に加わることができ、これほど嬉しいことはありません。当社はアルカラ大学から企業として独立して以来、ソリューションに磨きをかけてきました。Altairという大企業に加わったことで、今後は商業的な基盤を大きく広げることができるでしょう」と述べています。
高周波電磁界解析は、IoT、セルラーネットワーク、携帯電話、コネクテッドデバイス、V2V、レーダー、無線といった高度なデジタル通信を支える重要なテクノロジーです。この度の買収は、その分野におけるAltairの世界的なリーダーとしての地位を強固にするものです。
Altairについて(Nasdaq:ALTR)
Altairは、製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、およびデータイアナリティクスの分野において、ソフトウェアやクラウドソリューションを提供するグローバル企業です。多種多様な業界におけるお客様が、持続可能な未来を創造しコネクティッドな世界において力を発揮するためのテクノロジーを提供します。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。