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Altair、ハノーバーメッセにてスマートデバイスおよび最先端製造技術のための新たな開発手法を披露

Altairがハノーバーメッセにて、HyperWorks CAEプラットフフォームの最新版に加え、最新製造技術のための革新的な設計プロセスおよびスマートデバイスの開発ソリューションを披露する ミシガン州トロイ、2017年3月22日 – Altairは、今年の4月24日~28日に開催されるハノーバーメッセにて、Simulation-driven Designのソリューションと手法および仮想コボット(コラボレーション ロボット)のデモ版を披露するとともに、Altairのソリューションを利用して革新的な製品の開発に成功した企業事例を紹介します。さらに、Altairは“Design the Differenceデーと題したカンファレンス プログラムを主催し、製品が複雑化の一途をたどる中で開発エンジニアが直面している課題とニーズについて、Altairのお客様の製品開発の成功例を交えながら発表します。この“Design the Difference”デーと題したカンファレンスプログラムは、CAE Forumの全体プログラムの一環として、4月25日午後1時半よりホール6 / L46で開催されます。

現代の製品クリエイターは、構造、センサー、アクチュエーター、コントローラーなどを含めた、メカトロニクスシステム全体を検討しなければなりません。Altairは、こうした複雑な開発プロセスの対処方法について仮想コボットのデモ版を用いて披露するほか、スマートデバイス開発における課題と革新的なIoT製品を実現するためのソリューションもあわせて紹介します。センサー、構造最適化、データ分析といった、1次元から3次元までの開発作業は、すべてAltairのソフトウェアプラットフォームとSimulation-driven Innovationを用いて実施、解決することができます。

製造技術とスマート材料の扱い方については、それぞれに関連したAltairのお客様の製品を展示します。展示する製品の1つは、炭素繊維と3Dプリンティングテクノロジーを組み合わせて製造したマウンテンバイク“Robot Bike”です。このマウンテンバイクは、きめ細かなカスタマイズが可能なだけでなく、軽量化と高剛性化を同時に達成しています。あわせて展示するPROTIQ社の製品は、積層造形で製造した射出成形治具で、これは構造・熱最適化を通じて抜群の収益性を実現した製品です。また、重量、材料使用量、耐久性を最適化した農業用耕うん機のロッカーアームの鋳造部品(AMAZONE社)も、Altairブースでご覧いただけます。デモ製品は、Altair、voxeljet社、Procast社が共同で開発しました。

さらに、Altairは、今年もLaser Zentrum Nord社を共同展示者として迎え、積層造形に特化したソリューションや、2社で共同開発した“Design for Additive Manufacturing(積層造形のための設計)”トレーニングプログラムのほか、共同で試作した“バイオニックブレーキペダル”のデモ製品を展示します。

Altair EngineeringのMarketing and Additive Manufacturing StrategiesのDirectorを務めるMirko Brombergerは、「当社のブースにおいて、Laser Zentrum Nord社と共同展示できることを嬉しく思います。同社は、とりわけ積層造形などの新しい開発、製造プロセスの分野の重要なパートナーです。ハノーバーメッセでは、様々な製造分野、エンジニアリング分野、スマート材料、インダストリー4.0などに関連したソリューションを中心に、非常に多岐にわたる充実したプログラムをご覧いただけます」と述べています。

Laser Zentrum Nord社のFrank Beckmann氏は、「これまでも数年間にわたってハノーバーメッセのAltairブースにて共同で展示させていただいてきましたが、今年も共同展示者として迎え入れていただき非常に嬉しく思います。Altairブースのデモコーナーでは、金属積層造形に関する革新的なテクノロジーを中心に展示します。今回展示品に選んだのは、3Dプリントした“バイオニックブレーキペダル”のデモ製品です。これは、Altairのツールを用いて最適化し、当社が推薦する効率的な3Dプリントプロセスに従って製造したものです。このデモ製品の構造は、トポロジー最適化を用いて重量の観点で最適化しました。また設計については、支持構造の数をできるだけ少なく抑えられるよう、積層造形向けに調整を加えました。そのため、最小限の後処理だけで製品を完成させることが可能になっています」と述べています。

Altairの“Design the Difference”プログラムでは、インダストリー4.0に向けた開発でエンジニアが直面している課題に光を当てます。また、複雑な開発プロセスを乗り越えて革新的な製品の開発に成功した、様々な産業の事例を交えながら、Simulation-driven Innovationのソリューションと手法を紹介します。



Altairについて
1985年に設立されたAltairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、20ヵ国に50以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。


Media Contacts:
Evelyn Gebhardt
Blue Gecko Marketing GmbH
Tel.: +49 6421 9684351
gebhardt@bluegecko-marketing.de

Company Contact Altair:
Mirko Bromberger
Altair Engineering GmbH
Tel.: +49 7031 62080
bromberger@altair.de

アルテアエンジニアリング
マーケティング
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