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AltairがWinPropのAWE Communications社を買収

世界クラスの電波伝搬シミュレーションソフトウェアツールであるWinPropがAltairのソルバー製品群に追加 ミシガン州トロイ、2016年4月11日 - Altairは、ドイツのゲルトリンゲンに本社を置くAWE Communications(AWE)社を買収しました。1998年に設立されたAWE社は、シュトゥットガルト大学からのスピンオフ企業で、電波伝搬と無線ネットワークプランニングのためのWinPropソフトウェア製品群の開発を主力事業としてきました。

AWE社の前CEO兼オーナーのAngelika Wölfle氏は、次のように述べています。「WinPropは約20年もの間、電波伝搬のモデリングと無線ネットワークプランニングに絞って開発を進めてきました。民間企業や公的機関のさまざまなプロジェクトの主要なパートナー企業として活動することを通じて、多種多様な電波伝搬・通信・EMC解析向けの各種モジュールやインターフェースを開発してきました。今後はAltairの経験豊富な営業およびサポートネットワークを生かせるだけでなく、WinPropとFEKOの開発チームの相乗効果と緊密な連携もプラスに働くでしょう」。

高精度で非常に高速な電波伝搬モデル(経験的 / 決定論的モデル)が用意されており、地方、住宅地、都市、郊外、屋内、キャンパス、トンネル、地下、車両内、時間変動、静止軌道(GEO) / 低軌道(LEO)衛星など、多種多様なシナリオに適用できます。

AltairのVice-President Electromagnetic Solutionsを務めるUlrich Jakobusは、次のように述べています。「WinPropは世界中のさまざまな民間企業や研究機関で採用されています。モバイル通信が急速に普及し、電波伝搬モデリングおよびネットワークプランニングの需要が拡大しているなかで、WinPropはすでに当社の電気通信産業向けソリューションを補完します」。

「WinPropとFEKOを組み合わせることで、車両間通信や自動運転車、それらに関連したあらゆるセンサーの問題に活用できる先進的なソリューションを実現できるでしょう。またこれらのソリューションには、間もなく放射パターンとRCSデータのインターフェースが実装される予定であり、この点もAltairの多くの既存のお客様に歓迎していただけるはずです」ともJakobusは述べています。





Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,000人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、22ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

AWE Communications社について
1998年に設立されたAWE Communications(AWE)社は、シュトゥットガルト大学からのスピンオフ企業で、電波伝搬と無線ネットワークプランニングのための各種ソフトウェアツールの開発を主力事業としてきました。AWE社の前本社はドイツのゲルトリンゲンにあり、研究開発部門と営業チームのオフィスはドイツのベーブリンゲンのソフトウェアセンターの一角にありました。Altairによる買収を受け、AWE社はベーブリンゲンのAltair Engineering GmbHのオフィスに移転しました。


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